人気ブログランキング | 話題のタグを見る

彼はアイヒマンなのか?

 中国当局により拘束中の13日に死去したノーベル平和賞受賞者、劉暁波氏の実兄、劉暁光氏が15日、遼寧省瀋陽市のホテルで記者会見し、劉暁波氏の遺灰を同日の「海葬」で海にまいたことを明らかにした。劉氏の親族は、自宅がある北京の墓に埋葬することを希望していた。墓が民主化要求運動の拠点になることを警戒し、当局が海葬に同意するよう強いた可能性がある。〔(共同)2017.7.15 18:37配信

 アイヒマンの遺体は、刑務所中庭のアルミ製焼却炉で焼かれた。
(中略)
 一九六二年六月一日の夜明け直前、イスラエル沿岸警備隊の高速艇が、イスラエル領海の外へ出た。
 エンジンが切られた。
 静かに漂うボートから、警察官がアイヒマンの遺灰を地中海にまいた。
 風と波が、残骸となった男の灰を散らした。
 二〇年前にこう豪語した男の灰を。
 「六〇〇万も駆除したのだから、満足して笑って墓に飛び込める」

 『第6章 アイヒマンを連れて来い!生死は問わない』
 マイケル・バー・ゾウハー&ニシム・ミシャル「モサド・ファイル」(ハヤカワノンフィクション文庫)

Commented by at 2017-07-16 14:20 x
海に捨てるの得意だよね?w東條英機もだっけ?岸信介も捨てればよかったのにww
Commented by nekoinekokichi at 2017-07-16 20:00
> 海に捨てるの得意

 東條氏の遺骨は太平洋に投棄されたみたいですね。
 
 聖遺物とか聖骨の概念が強いのでしょうかね (-_-;)
by nekoinekokichi | 2017-07-15 21:09 | 社会時評 | Comments(2)